パートナー管理センター
本日は「パートナー管理センター」についてお話ししたいと思います。
まずは「パートナー管理センターでは何が出来るのか」からお話ししたいと思います。
●エンドユーザの代わりに代理管理タスクを実行
●試用版への招待
●購入プランの変更
●代理管理の提供
●代理管理を委託されているすべての顧客を1か所で管理を行うことが可能。
●エンドユーザの代わりに、管理タスクを容易に検索や実行を行うことが可能。
●Office365サービスの正常性や詳細を確認
●エンドユーザの代わりに、サービスレポートの作成・編集・確認を行うことが可能。
Office365パートナー管理センターでは、ユーザの顧客リストを表示することが可能です。
顧客リストを選ぶことによって、各エンドユーザの連絡先やサブスクリプションの詳細など
エンドユーザの色々な情報を確認・管理することが出来ます。
では、具体的にパートナー管理センターでは、どんなことが出来るのか。
■エンドユーザの代わりに管理タスクを実行する。
パートナー管理センターの『クライアント管理』セッションでは、
管理タスクを代理で実行することが可能です。
管理タスクとは、「Office365管理センター」「Exchange管理センター」
「SharePoint管理センター」「Skype for Business管理センター」のことを表し、
各管理センターにはクイックリンクから
アクセスし、各クライアントのテナントを管理することが出来ます。
■エンドユーザの代わりにサービスリクエストの作成も可能
エンドユーザの代わりにサービスリクエストを作成することが可能です。
今までは、エンドユーザの管理者に依頼したり、管理者に成り代わって、
サービスリクエストを送るという運用をしていた会社も多いのではないでしょうか。
この設定を行うことで、自分の管理テナントからエンドユーザのサービスリクエストが
作成することが可能となります。
■サービスの正常性
各エンドユーザのサービスが正常に利用できているかの確認を 一覧で確認することが可能です。
何か問題が発生している場合、スピーディーに対応することも可能となります。
パートナー管理センターを利用するには、3つの手順が必要となります。
その手順については、次回ご説明します。
以上
2016年09月
配布グループをOffice365グループにアップグレードさせる。(Powershell)
今回は『Powershellにて、配布グループをOffice365グループに移行する』に
ついてです。
Powershellで配布グループをOffice365グループにアップグレードさせようとしたところ、、、、、
途中で挫折、、、、Σ(゚д゚lll)ガーン
Microsoftさんに助けを求めたところ
PowerShellのスクリプトについては、サポート難しいらしいです。。。
以下 Microsoftからの回答
-------------------------------------------------
誠に恐縮ながら、当スタンダート サポート窓口では、Windows PowerShell のスクリプトに関して
持ち合わせている情報が非常に乏しい状況でございます。
該当の URL でご紹介しているスクリプトについての詳細や、スクリプトのカスタマイズが必要になった場合、
ご要望の作業を実現するためのスクリプトの構成に関しては、Premier サポート窓口 へご相談いただくことで、
お客様のご利用環境に沿った情報の確認が行える可能性がございますので、ご相談をご検討いただけましたら幸いです。
<Premier サポート> ※ 有償の窓口になります。? (カスタマイズ、アドバイザリなど)
http://www.microsoft.com/ja-jp/services/premier.aspx
電話番号: 0120-17-0196 (ガイダンス 1 番)
窓口営業時間: 9:00-17:30 (土日祝日、弊社指定休業日を除く
-------------------------------------------------
Premierサポートを利用してくれ!ということらしいですね。。。
しかし、一筋の光が、、、
「配布グループの既存メンバーをそのまま、Office 365 グループに変更する」方法は
教えてもらえました。
■ Windows PowerShell を利用して配布グループを Office 365 グループに変換する手順
まずは今回 初めて知ったのですが、
Exchange Onlineでは、組織内のユーザ同士のメール送受信する際には、
× メールアドレス
○ LegacyExchangeDN
コレを基本に送受信が行われているのです。
Office365グループに変換する前に「 LegacyExchangeDN」を取得してから
変更し、追加登録することが必要です。
■ 配布グループからLegacyExchangeDNを取得するコマンドレット
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[基本]
Get-DistributionGroup [配布グループ名] |FL *DN
[実行例]
Get-DistributionGroup test |FL *DN
[実行結果]
LegacyExchangeDN : /o=ExchangeLabs/ou=Exchange Administrative Group (FYDIBOHF23SPDLT)/cn=Recipients/cn=****************************-********
※後で使用するので『メモしておく』こと
■ 配布グループを変換して、Office 365 グループを作成するコマンドレット
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1.配布グループをoffice365グループへ変換する。
[基本]
New-UnifiedGroup -ConvertClosedDlToPrivateGroup -DeleteDlAfterMigration -DlIdentity <配布グループのメールアドレス>
[実行例]
New-UnifiedGroup -ConvertClosedDlToPrivateGroup -DeleteDlAfterMigration -DlIdentity distribution@contoso.com
2.Office365グループに取得した「LegacyExchangeDN」を追加する。
[構文]
Set-UnifiedGroup -Identity [Office 365 グループ名] -EmailAddresses @{Add="X500:手順 1. で取得した LegacyExchangeDN"}
[実行例]
Set-UnifiedGroup -Identity pocari -EmailAddresses @{Add="X500:/o=ExchangeLabs/ou=Exchange Administrative Group (FYDIBOHF23SPDLT)/cn=Recipients/cn=****************************-********"}
3.確認コマンドを実行する。
Get-UnifiedGroup [Office 365 グループ名] |FL EmailAddresses
<参考サイトについて>
Title : New-UnifiedGroup
URL :https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt219359(v=exchg.160).aspx
以上
2016年09月現在
Office365グループ_スレッド
本日は「Office365グループのスレッド」について
お話ししたいと思います。
Office365グループについて
シリーズで書いていこうと思っていたのに、、、
滞ってしまって、、、(;´・ω・)
スミマセン、、、、、、、、
では、本日も頑張っていきましょい!!!
スレッドとは、調べてみると、
電子掲示板やメールなどにおける、ある一つの話題に関連した投稿の集まりのこと。
単に「スレ」と略されることもあります。
私も間違って覚えていたのですが、
よく似ていて間違いやすいのが、1つ1つの投稿を示す「レス」です。
いい覚え方が
『レス(ポンス)』の集まりが『スレ(ッド)』ということです。
スレッドの意味も分かったところで、本題です。
Office365グループのスレッドはどのようにアクセスするのか、
1.OWAにアクセスする。
2.グループ名をクリックする。
※ 自動的に「スレッド」画面になります。
3.実際に新しいスレッドを追加するには、「新しいスレッド」をクリックする。
宛先(自動的にグループ名が入っています)
・本文
・送信ボタン
・廃棄ボタン
・画像を本文に挿入
・絵文字
・書式設定オプション
ココで注意点があります。
宛先は、一見固定されているような表示になっていますが、
宛先をクリックすると、宛先が追加できるようになります。
パブリックグループや非公開のプライベートグループでも
追加することが可能となります。
5.入力が終わったら『送信』ボタンをクリック
以上
2016年09月
Outlook2013の右クリック検索エンジン変更
- 今回は「Outlook2013の右クリック検索エンジン変更」についてです。
今回はOffice365ではない話題ですが、どうぞお付き合い下さい。(o*。_。)oペコッ
好き嫌いの話にはなってしまうかもしれませんが、
私は「Google検索」が好きです。
今回Outlook2013で右クリックすると「Bing検索」が表示されているのを
「Google検索」にしたいと思います。
今回の作業は、レジストリを操作しますので、
十分注意し、またバックアップをとってから作業を行うことをお勧めします。
《レジストリエディタの起動方法》
1.Windowsのスタートメニューを開く
2.メニューの下部分にある「プログラムとファイルの検索」ボックスにて
「regedit」と入力する。
※ユーザアカウント制御ウィンドウが表示されたら「許可」を選択する。
《Outlook2013の右クリック検索エンジン変更方法》
1.下記のフォルダまで移動する。
「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\General」
2.空白部分で右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択する。
3.「名前」を入力
今回は以下の情報を入力してください。
●SearchProviderName
●SearchProviderURI
4.名前を付けたものをダブルクリックし、入力画面を表示させる。
5.下記の情報を入力する。
●SearchProviderName → Google
●SearchProviderURI → https://www.google.co.jp/search?q=
6.【OK】をクリックし、保存する。
以上
2016年09月
不要なユーザーを削除し、ドメインを削除する
前回は「独自ドメインの削除」について、お話ししましたが
今回は「不要なユーザーを削除し、ドメインを削除する」についてです。
前回紹介した手順を行っても 独自ドメインが削除できない場合、
以下の手順を行ってください。
以下手順は【独自ドメインを削除する手順】となっています。
注意して行ってください。
〈テナント内のユーザーを全て削除して紐づけを外す〉
1.テナントドメイン(onmicrosoft.com)にて、Office365ライセンスを
付与していない管理者ユーザを作成する。
2.紐づけを削除したいユーザを選択、削除する。
3.先ほど作成した「onmicrosoft.com」の管理者を削除する。
4.独自ドメインを削除する。
5.前回紹介した『ドメインの削除』
(http://www.office365room.com/office365/delete_-own-domain/)手順を行う。
上記の手順を行うことで「独自ドメインとユーザの紐づけを解除」することが可能です。
ユーザ以外に「共有メールボックス」や「セキュリティグループ」などに
独自ドメインが紐づいている場合、すべての紐づけを解除する必要があります。
今回紹介した手順を行い、ユーザ削除した場合『30日間はメールボックス内のデータは保管』されています。
以上
2016年08月
配布グループをOffice365グループにアップグレードさせる。
今回は「今まで作成していた配布グループをOffice365グループにアップグレードさせる」です。
配布グループをOffice365グループにアップデートさせることによって、
グループ会話 (作成時の設定にて、メールとして参加メンバーの受信トレイに
グループのスレッド会話を送信させることが可能) のほか、
ファイルや予定表の共有が利用出来ます。
参加できるメンバーは同テナント内に存在する Office 365 ユーザーに限ります。
(社外のユーザが入っている場合、Office365グループには出来ません。)
またこのOffice365グループにアップグレードすると、Office365グループは
メーリングリスト機能はないため、メール配信が出来なくなります。
Office365グループについては以下のURLを参照してください。
URL :https://support.office.com/ja-jp/Article/7a9b321f-b76a-4d53-b98b-a2b0b7946de1
配布グループをOffice365グループにアップグレードさせるには、
2つの方法があります。
1_Exchange 管理センター (EAC) にて移行
2_Powershellにて移行
複数の配布グループをOffice365グループに移行する際は、「2_Powershellにて移行」が
おススメです。
「1_Exchange 管理センター (EAC) にて移行」では、複数のOffice365グループを一括で
移行することは出来ません。
《1_Exchange 管理センター (EAC) にて移行》
1.Exchange管理センターにアクセスする。
2.「受信者」→「グループ」を選択し、配布グループ→Office365グループに
変更するグループを選択する。
3.「Office365グループにアップグレードする」をクリックする。
6.問題なければ、グループが「Office365グループ」に変わる。
『2_Powershellにて移行』については次回ご紹介します。
以上
2016年08月
独自ドメインの削除
会社名が変更になり、ドメインを再取得することになった場合、
Office365でもドメインの変更を行わなければなりません。
独自ドメインがユーザやメールボックスに紐づいている場合、
独自ドメインをOffice365から削除しようとした際、エラーメッセージが
表示され、<strong>正常に削除することが出来ません</strong>。
なので、テナント内で「削除予定の独自ドメイン」を利用しているユーザの
ドメインを一度[onmicrosoft.com]に変更し、アカウントに紐づけられた
全ての独自ドメインを削除する必要があります。
独自ドメインの削除手順は以下の通りとなります。
1.Office365ポータル(https://portal.office.com)に管理者アカウントでログイン。
2.「Office365管理センター」→「ドメイン」をクリック。
3.「ドメイン」画面にて、削除するドメイン名のラジオボタンを「オン」にする。
4.【削除】をクリックする。
5.「ドメインの削除」ウィンドウが表示されたら【はい】をクリックする。
※もし上記の手順を行っても、エラーが発生する場合は独自ドメインが
ユーザーやメールボックスにまだ紐づいている可能性がありますので、
再度確認してください。
以上
2016年08月